従業員や買掛金がないため、混乱もなく会社が清算できた事例

依頼者プロフィール

売り上げがなかなか伸びず、新たな分野に取り組もうとしたが、業界全体の人手不足のため従業員を増やすことができず、受注もできなくなり営業継続が困難となった。

初回の無料相談をしていたから

■年4月　初回相談、受任

直ちに受任通知を発送し、ご依頼者への直接の請求を止めた。

その後、申立に必要な書類の作成、資料の収集。

■年7月　申立

同月　裁判所、管財人候補者、代表者、申立代理人との面談

同月　破産手続開始決定

■年9月　第1回債権者集会

■年11月　第2回債権者集会

①　本件は、会社の廃業から少し前に、従業員を解雇しており、会社の廃業に伴う解雇で突如従業員が職を失うといった事態がなかったので、従業員に関する混乱がなかった。

②　本件は、買掛金（仕入れ費など）の債務がなく、主に金融機関が債権者であった。金融機関に対しては、会社の廃業時まで真面目に返済しており、会社の廃業に際しても、きちんと破産手続きを取ったので、債権者との関係でも、大きな混乱はなく、会社の清算ができた。

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