事業用の機材をお金に変えずに済んだ事業者破産

依頼者プロフィール

業種
自営業
債権者数
25名
負債総額
約2570万円

相談時の状況、相談のきっかけ

事業で使用する高額な機材の購入で借金が膨らんだ。また、事業の売り上げは伸びず、生活費や趣味への出費などもかさみ、返済が難しくなった。

 

・ 年代 50代

・ 性別 男性

・ 家族構成 未婚

・ 管財人の有無 あり

解決までの手順

受任後、ただちに、各債権者に、弁護士が介入したことの通知を送り、債権者からご依頼者への直接の請求が止まり、通常の生活に戻れた。

その後、破産申立の準備をして申し立て。

管財費用20万円を準備していたものの、申立後に管財費用40万円を指示された。このため、残り20万円の準備を行い、30万円程度になったところで管財人がついた。

手続開始後も引き続き事業を続けた。

この後、管財人が過払い金を回収するなどの手続きを行ったので、債権者集会が2,3か月おきに3回ほど繰り返されたので、8か月程度かかり、無事免責が得られた。

弁護士が見た事案解決のポイント

① 自営をしており、それに必要な機材をもっていたが、事業者の営業に必要な機材は、差押の対象とならないことを理由に、お金に変えて配当しなくていいように、文書を詳しく書いて、裁判所と管財人を説得した。この説得に応じ事業に必要な機材をお金に変えずに済み、無事事業を続けることができた。

② 事業者の場合、破産してもなお事業を続けられるか問題となるが、無事事業を続けることを認められた。

③ 個人の債権者が複数いた。貸金業者以外に、個人の債権者(借入先)があると、手続きが混乱することが時々あるが、大きな混乱はなかった。

依頼者の声

依頼者の声

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破産案件の専門だったため、その分野においての経験豊富と思ったため。

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非常に良かった

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事務の方の対応も良く、安心感を与えて下さり感謝です。ありがとうございました。
また、朝雲先生も経験豊富で安心しておまかせ出来ました。本当にありがとうございました。