依頼者プロフィール
- 年代
- 40代
- 性別
- 男性
- 家族構成
- 既婚
- 職業
- 会社員
- 負債総額
- 約2840万円
- 債権者数
- 9名
- 管財人の有無
- あり
相談時の状況、相談のきっかけ
住宅ローン、自動車ローンなどで借り入れが増えた。また、FXも借り入れの原因のひとつだった。
朝雲法律事務所を選んだ理由
場所・アクセスの良さ
解決までの手順
受任後ただちに、各債権者に弁護士が介入したことの通知を送ったことで、債権者からご依頼者への直接の請求が止まり、通常の生活に戻れた。
弁護士が見た事案解決のポイント
本件は住宅の価値に比べて住宅ローンの残債務が少なく、ある程度、住宅に価値があるとみられる事例であった。
個人再生を選択した場合、住宅の価値から住宅ローンの残額を引いた残りについては、その方が持っている財産とみられ、財産以上の金額を払う必要があるため弁済が多くなる。そのため、個人再生はしにくかった。
また、住宅を売却し、住宅ローンを払っても余りが出るので、その余りを使って返済する方法での任意整理も考えられた。
しかし、ご依頼者の債務を一切残したくないというご希望から破産を選択した。この結果、管財人が住宅を売約し、住宅ローン会社に弁済した後の残りのお金も相当額あり、そのお金で高配当ができたものの、債務は残ったので、その免責を得て、借金は残さずに済んだ。