依頼者の浪費についても正直に申告して無事免責を頂けた事例

依頼者プロフィール

年代
50代
性別
男性
家族構成
未婚
職業
元パソコン系の自営
負債総額
約1350万円
債権者数
24名
管財人の有無
あり

相談時の状況、相談のきっかけ

 自営業をしていたが、業務委託契約が終わり、次の契約締結になかなか至らず、売り上げが途絶えがちになった。新たな契約を取るために経費が増え、契約が取れても収益は少なかった。また、親族の死亡で援助を受けることも困難になり、生活が苦しくなり、借り入れが増えた。ウィンタースポーツなどによる浪費も多かった。

朝雲法律事務所を選んだ理由

弁護士費用、破産・倒産に詳しそうだったから

解決までの手順

1 受任後すぐに受任通知を送付、債権者からご依頼者への請求が止まる。

2 自営であること、浪費があることから、管財人がつくことが予想されたが、あらかじめ管財費用を準備してから申立した。

3 申立後、管財人がついた。

4 申立後、管財人が、ご依頼者の持っていたもののうち、比較的値段が高いものを売却した。その間債権者集会が2回開かれた

5 申立後、4か月の間に、2回の債権者集会を経て、無事免責を頂けた。

弁護士が見た事案解決のポイント

① 年ごとに、この年はいくら借り入れたかを算出し、その年の自営の営業成績を、過去の確定申告書をご用意いただいて確認し、自営の売り上げが激減した年と借り入れを多くした年が合致することを確認し、その年の借り入れが多いのは、自営業の不振が原因であることを、証拠をもって説明した。
② 借金の金額が多く、売り上げの激減だけでは、借金の理由の説明がつかなかった。借金の理由がはっきりしないと裁判所から不信感を持たれ、また、借金の額が多いとその理由の説明もそれなりに難しくなるが、ウィンタースポーツ等の浪費について正直に申告し、借金の原因を全体的に、説得力がある形で、裁判所、管財人に説明できた。

依頼者の声

依頼者の声

1.なぜ当事務所にご依頼いただけたのか理由をお教えください。

破産、倒産に詳しそうだったから。
弁護士費用について分割が可能であったから。

2.当事務所のサービスや接客についてのご感想をお聞かせください。

非常に良かった

3.当事務所のサービスや接客について感じたことをご記入ください。

丁寧にわかりやすく説明していただいて、不安等がなくなった。