シングルマザーの学費・養育・奨学金等の借金が免除を得た事例

依頼者プロフィール

年代
50代
性別
女性
家族構成
未婚、子供あり
職業
会社員
負債総額
約1110万円
債権者数
10名
管財人の有無
あり

相談時の状況、相談のきっかけ

元夫の収入が大幅に減ったことで、子どもの学費や仕送りのために借入をした。

朝雲法律事務所を選んだ理由

破産・倒産に詳しそうだったから

解決までの手順

受任後、ただちに、各債権者に、弁護士が介入したことの通知を送り、債権者からご依頼者への直接の請求が止まり、通常の生活に戻れた。
奨学金を受給中のお子さんがおり、ご依頼者が親として保証をしていたが、支給が止まると困るので、機関保証に変えた。
その後、申し立てをした。保険金が比較的多い保険があったので、残念ながら、管財がついたが、免責については、免責不許可事由がないとされ、債権者集会も一回で終わった。

弁護士が見た事案解決のポイント

① ご依頼者は、自動車を購入していたが、それほど多額ではなく、浪費はほとんどなかった。借金の主な理由は、離婚してシングルマザーとなったのに、二人のお子さんをいずれも県外の大学にやり、学費や仕送りが足りなかったことだった。このような事情が考慮され、免責の審査においては、ほぼ問題なく、許可が得られ、借金が免除された。

② まだ就学中のお子さんがおり、ご依頼者が親として奨学金の保証人になっていた。そこで、日本学生支援機構に連絡をし、機関保証に代えてもらい、引き続き奨学金を得られるようにした。保証料の一括請求(十数万円)がきたが、なんとか払った。